家族や身近な人に「ありがとう」って、言われますか?

 

私は身近な人ほど「ありがとう」って、あんまり言いません。

感謝すれば、するほど、言ってないんです。

マズイですかね?

心からの感謝が湧き上がって、
「ありがとう」が出てくる時に、ちょっと躊躇します。

心のなかで「言わんほうがいいんじゃない?」

これって、なんでだろう?

 

「自分と他人の境界線があいまい」

多分・・・子供の頃を思い起こすと「ありがとう」を言って、
叱られてきた経験がある。

例えば、

ある日、良い子のなぎさちゃんは先日いただいた苺のお礼を、
おばさんへ言った。

そしたら、おばさんから「何、他人行儀なこと言ってんの」とか。

あと似たようなニュアンスで、隣のお家へ杏子をいただきに行って、
お留守だから何もしないで帰ってきた。

そしたら、その事を私の母から聞いた隣のおばさんは、私をつかまえて
「何、他人行儀なことしてんの」って怒った、とかね。

私が育った町の育った時代は、「自分と他人の境界線があいまい」だった。

当たり前だと思っている事に「ありがとう」を言うと、
自分と他人の境界線をきっぱり引くような「他人行儀」になるようです。

 

「ありがとうを言わない」文化

けっこう他国にも、こんな文化あるんですね。

モンゴル、インド、ミャンマーなどの一部(アジアなんだね)では、
同じ理由「他人行儀」って事で、「ありがとう」を言わないそうだ。

(そう云えば、至る所で『ありがとう』を言ってるのって、アメリカ人?)

「ありがとう」を言わない文化の人達は、
「何かをしていただいても、何かをして差し上げても、当たり前の事、お互い様」

でも、私が育った環境でも、心から感謝する出来事だってある。

そんな感謝の気持ちの「ありがとう」は、どう表現する?

多分、「ありがとう」は、言葉で伝えるモノじゃなくて、
態度で現すモノと思っているハズ。

 

自分の価値意識を、掘り下げる

「ありがとう」に対して、
こんな思いを持っていたなんて、気づいていなかったんですよ。

これ、ついこの前のサンクスギビング・ワークをして、気がついたんです。

「私、あんまり家族にありがとうって、言わない」って言ったら、
「そうする事で、どんないい事があるの?」と、
ドンドン掘り下げて、聞いてくださったの。

うっかり「ありがとうは、言わない」って言っちゃうと、
「そりゃ、感謝が足りないわ」って結論づけられちゃいそうなんですけどね・・・
これ、やりがちですよね。

そこは、ホントに全ての事に価値があると思っていらっしゃるソランさんですね。

「言わないのには、言わない事に価値があると、思っている」って、
確信されているんでしょう。

お蔭で、私は、自分の持っている原風景、価値意識に気づきましたよ。

 

「ありがとう」は、言う。

このサンクスギビング・ワークのイイところは、選択肢を持てるって、ところ。

これまでは、なんとなく「身近な人ほど、ありがとうは言わない」私だった。

が、「ありがとうを言わない価値」と、
「ありがとうを言う価値」が分かって、意識して選択できる。

で、私は「ありがとう」を言う価値を、選択したんでした。

長い話。

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

みんなのワーク内容より

お題:お礼をする[スタンダードバージョン]

 

「ありがたいな♪」

何か良いことや嬉しいことがあったり、
助けてもらったりすると、
ありがたい気持ちを感じるもの。

 

そんな気持ちを、言葉や贈り物、
表情や動作などで表してお礼をすると、
どんな良いことがあるんだろう。

頭を柔らかくして
色んな視点から、
価値を発掘してみよう☆

 

1. もし、それが無かったとしたら、みんなが、どのように困るのか?

 ・感謝の気持ちを表せられない

 ・感謝の気持ちを伝えられない

 ・相手が喜んでくれたかわからない

 ・して差し上げた事が、相手のためになっているのか、分からなくなる

 ・ありがとうという、気持ちが伝わらない

 ・コミュニケーションの区切りがつき難い

 ・がっかりする

 

2. 逆に、それがあるだけで、実はみんなにとって、どのように役立っているのか?

 ・感謝の気持ちを表すことができる

 ・感謝の気持ちを伝えられる

 ・相手が喜んでくれた、相手のためになにか出来たことがわかる

 ・して差し上げた事が、相手のためになっていたことを、確認できる

 ・嬉しくなる
  →もっと役に立てることを考える

 ・コミュニケーションの区切りがつき易くなる
  →コミュニケーションを気持ち良く終えられる

 ・「先日はありがとうございました」というふうに、コミュニケーションをスムーズに開始できる

 ・お互いの関係がさらにより良いものになる。

 ・幸せを分けあえる

 

3. では、それが無ければ、今まで与えてもらっていた価値を、みんなが自分で全部、どのように満たしていけば良いのか?

 ・していただいた事で、自分が満足いくように変わる

 ・フォローアップをする

 ・して差し上げた事で、相手が自分らしくなる

 ・次に繋がる話をして、話し終える

 ・相手の様子を伺う

 ・他人に手助けをすることが日常であり、また、手助けをしてもらうことも日常である、というふうな文化を育む
  ⇒そのために、自分と他人との境界線を曖昧にする
   ⇒そのために、一人では困難なことを共同で運営していくことで繁栄させていく
    (自分のものという意識と、自分達のものという意識を、しっかりと持っておきながら)
     ⇒そのために、自分だけが良くなろうとしたり、特定の人がだけが悪い状況にならないようにしたりして、お互いが親身に気を配り合う

 ・自分がしてもらったことをその相手や他の人にしてあげる

 

4. 改めてイメージしてみると、それがそこに存在できているのは、その周りの誰が(あるいは、何が)支えてくれているお陰なのか?

 ・人。

 ・感謝の気持ち

 ・感謝したい気持ち

 ・言葉

 ・ありがたかった出来事

 ・仲良くなりたい人

 ・困難な状況

 ・満たされた気持ち

 ・感謝された経験

 ・お礼をされる人

 ・応援してくれた人

 ・助けてくれた人

この記事の投稿者

木野村なぎさ
木野村なぎさアニマルコミュニケーター
Platform ones-oneを運営している木野村 なぎさです。
動物と動物をとりまく人のplatformを作りたいという思いから、
団体名を、Platform ones-oneと名付けています。
Platform ones-oneを、動物と人間のよりよい暮らしのための情報交換や、
気軽にコミュニケーションがとれる場にしたいなぁと、思っています。

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